財形貯蓄があるなら利用できる教育ローンもある!
今は子どもが小さいから、教育費なんて大したことがない。
そして子どもが大きくなった頃には、収入もアップしているはずだから、その増えた分で教育費は充分賄える。
そう思う。
ところが実際の話、子どもの教育にかかるお金は、毎年毎年増える一方で、収入と言うモノはなかなか増えないものだ。
家計を切りつめたら教育関連費用を捻出できる…なんてそんなに甘くない。
捻出するにはもともと余分な出費があったと言うことで、実はたいていの家庭でそんな余裕はないはず。
なんせ年収300万円で暮らしている家庭も増えている昨今だ。
ということで、教育ローンを検討すると言うことになる。
教育ローンは金融機関だったら、だいたい扱っているが、その他にも様々なタイプがある。
会社に勤めている方なら、利用可能なお得な教育ローンもあるらしい。
がくゆうローン
たとえば「がくゆうローン」っていうのがある。
がくゆうローンとは、財形貯蓄をしているヒトに、財形貯蓄の残高に応じて進学資金、就学資金を融資してくれる制度だ。
財形貯蓄は、サラリーマンの方が、毎月の給料から天引きで積み立てる「勤労者財形形成貯蓄」(通称「財形貯蓄」)と言われるもの。
これは、勤務先の企業がこの制度を導入している場合にのみ加入することができるので、勤務先に問い合わせてみないといけないので、どうなってるか確認してもう。
がくゆうローンは、正式には「財形教育融資」という。
取り扱いは雇用・能力開発機構(独立行政法人)で、融資の対象になる学校は、高等学校、高等専門学校、短期大学、大学、大学院、専門学校など、ほとんどの学校!海外の学校も対象になってて、留学費用にも利用可能。
融資対象費用は、入学金・就学にかかる学費、それから受験料や受験のためにかかる旅費にも使えて、とても便利。
利用条件*そして気になる融資限度額は、財形貯蓄残高の5倍以内。
*10万円以上450万円までの実際の所要額以内。
*金利は平成19年12月現在、固定金利で年2.53%。
*返済期間は10年以内。
*連帯保証人が1人以上、もしくは、保証会社の保証が必要。
お申し込み方法は、借入申込書を業務取扱店の表示がある金融機関か都道府県センターで入手して記入の上、必要書類を揃えて申し込む。
申込先は業務取扱店。